Astrology & Spiritual Column

星のことば

占いコラム

うお座×しし座、意識してこそ噛み合う相性

近いようで遠い、努力が試される組み合わせ

「うお座」と「しし座」は、占星術的に150度の「クインカンクス(インコンジャンクト)」という、少し特殊な角度で結ばれた組み合わせです。トラインやスクエアのようにはっきりとした調和や対立ではなく、「なんとなく噛み合わない」感覚を覚えやすい相性とされています。しかし、この曖昧さこそが、意識的な関わりによって大きく化ける可能性を秘めています。今回はこの相性を丁寧に読み解いていきます。

うお座としし座、それぞれの本質

うお座は海王星を支配星に持ち、共感力と想像力に優れた星座です。境界線をあまり意識せず、相手の気持ちに寄り添うことを大切にします。感受性が豊かで、目に見えないものを感じ取る力を持っています。

しし座は太陽を支配星に持ち、自分を堂々と表現することに喜びを感じる星座です。人生の主役として輝くことを望み、周囲からの称賛や注目を自然とエネルギーに変えていきます。

この二人は、根本的な価値観の置き所が異なります。うお座が「境界をなくして溶け合いたい」と願うのに対し、しし座は「自分らしさをはっきりと打ち出したい」と考えるため、お互いの求めるものが噛み合いにくいのです。しかし、うお座の柔らかな共感力はしし座の心をほぐし、しし座の堂々とした自己表現はうお座に自信を与えてくれます。意識してすり合わせを行えば、互いにない魅力を分け合える、伸びしろの大きな相性と言えるでしょう。

用語解説:「クインカンクス」とは?

「クインカンクス」(インコンジャンクトとも呼ばれます)とは、天球上で150度離れた位置関係を指す角度です。関わり合う二つの星座の間に共通のエレメントやモダリティがなく、自然な理解が生まれにくいのが特徴とされています。放っておくと関係がぎこちなくなりやすい一方、意識的に相手を理解しようとする努力を重ねることで、思いがけない化学反応や成長のきっかけを生み出すこともあります。「簡単ではないが、育てがいのある関係」を象徴する角度と言えるでしょう。

この相性を育てていくために

うお座としし座の関係は、「なんとなく分かり合えない」で終わらせず、意識的に相手の価値観を理解しようとする姿勢が鍵になります。うお座は共感してほしいことを言葉にして伝え、しし座は相手のペースにも耳を傾ける——そうした小さな工夫の積み重ねが、この相性を大きく育てていきます。

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まとめ:伸びしろこそが、この相性の魅力

うお座としし座は、自然に噛み合う相性ではありませんが、だからこそ意識的な関わりによって大きく成長できる組み合わせです。占星術のクインカンクスは「簡単な相性ではない」ことを示す一方で、「育てる余地がある」ことも意味しています。焦らず理解を深めていくことで、この関係は唯一無二の魅力を持つようになるでしょう。

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