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星のことば

占いコラム

風の時代とは?-やぎ座からみずがめ座へ、価値観が変わる転換点

「頑張って積み上げる」から「軽やかにつながる」へ

ここ数年、占いやスピリチュアルの世界で頻繁に耳にするようになった「風の時代」という言葉。なんとなく「自由で軽やかな時代」というイメージを持っている方も多いと思いますが、その正体を占星術の視点からきちんと理解している方は意外と少ないかもしれません。今回は、この「風の時代」がどのような星の巡りから生まれた考え方なのか、そして前の時代である「地の時代」と何が違うのかを、丁寧に読み解いていきます。

「風の時代」の始まりは2020年、みずがめ座から

「風の時代」という考え方は、木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」(詳しくは別記事「グレート・コンジャンクションとは?」をご覧ください)が、2020年12月にみずがめ座で起こったことに由来しています。それまで約200年にわたり、この現象は主にやぎ座・おうし座・おとめ座といった地のエレメントの星座で起こり続けてきました。それが2020年を境に、ふたご座・てんびん座・みずがめ座といった風のエレメントの星座で起こる時代へと切り替わったことから、「地の時代から風の時代への転換」と呼ばれるようになったのです。

やぎ座が象徴した「地の時代」の価値観

地の時代を象徴する星座の一つ、やぎ座は土星を支配星に持ち、地位・肩書き・実績といった「目に見える形」で成功を積み上げていくことを重んじる星座です。一つの会社に長く勤め上げること、年功序列の中で着実に地位を築くこと、不動産や資産といった「所有」に価値を見出すこと——こうした生き方が評価されやすかったのが、地の時代の特徴だったといえます。

みずがめ座が象徴する「風の時代」の価値観

一方、風の時代を象徴する星座の一つ、みずがめ座は天王星を支配星に持ち、個人の自由・独自性・水平なつながりを大切にする星座です。所有するよりも共有すること、肩書きよりも個人の発信力や専門性、一つの組織に縛られない多様な働き方——こうした価値観が、風の時代においては強く支持されるようになってきました。インターネットやSNSを通じて、立場や国境を越えて人とつながれるようになったこの数年の変化も、まさに風の時代らしい現象の一つといえるでしょう。

用語解説:「やぎ座」と「みずがめ座」の違いとは?

やぎ座は地のエレメント・活動宮に属し、現実的な目標に向かって着実に努力を積み重ねる性質を持ちます。一方のみずがめ座は風のエレメント・不動宮に属し、既存の枠組みにとらわれず、理想や革新性を追求する性質を持ちます。同じ「社会的な成功」を目指すにしても、やぎ座が「地位を築く」ことを重視するのに対し、みずがめ座は「影響力を広げる」ことを重視する——この違いが、地の時代と風の時代の空気感の違いにそのまま表れているといえるでしょう。

風の時代をどう生きるか

風の時代だからといって、地の時代的な価値観がすべて古いものになるわけではありません。大切なのは、変化の方向性を知った上で、自分らしいバランスを見つけることです。積み上げてきた実績を大切にしながらも、新しいつながりや発信の形にも柔軟に心を開いてみる——そんなしなやかな姿勢が、この時代を心地よく生きるヒントになるはずです。

まとめ:時代の風向きを知り、しなやかに乗りこなす

風の時代とは、2020年のグレート・コンジャンクションを境に始まった、価値観の大きな転換期を指す言葉です。地の時代が積み上げてきたものを土台にしながら、みずがめ座的な自由さやつながりを取り入れていくことで、これからの時代をより心地よく歩んでいけるのではないでしょうか。

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